2017/07/19 13:40

新しい不動産評価の軸。

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昨日からスタートした、国交省による住宅ストック維持・向上促進事業。私たちはこの事業で、分譲団地における不動産評価の新しい軸をつくり、優良な団地が適正に評価される仕組みを開発していきます。ご承知の通り日本の不動産評価は、土地(場所)に依存するところが大きく、どんなに良質な建物や生活環境をつくっても、結局地価が上がらないと住まい手や地域の努力は反映されない。建物評価は経年とともに単純に下がり続け、木造などは22年で価値ゼロになってしまいます。
これから住宅を購入していく若い世代を中心に、暮らしや働きかたの価値観がますます多様化していくだろうと予想されるなか、いつまでも変わらない仕組みで良いのでしょうか。私たちは、大事に手入れされた住宅や、長い時間をかけて形成された良好な生活環境は、不動産としてもっと評価されるべきだと思うのです。
分譲団地の建物は、これまで管理組合を中心に丁寧にメンテナンスされ、その良質な生活環境は住まい手により長い時間をかけ形成されました。敷地面積は広大で、一住戸あたりの土地権利が50坪あるなんて団地も珍しくありません。余剰の容積率はたっぷりあるし、管理組合の積立金は常に10数億円プールされ将来に備えている。自然環境も豊かで、木々は大きく育ち、光や風がたっぷりと部屋に差し込み、まるで森の中に住んでいるよう。多世代による住まい手達は、それぞれを緩く見守り支えあっている…など、これら分譲団地ならではの特性を軸とした不動産評価があっても良いと思うのです。私たちのチームには、とてもありがたいことに、金融、不動産、建築、保険、法律、デザイン、WEBの精鋭たちが集まってくれています。モノ・コト・ヒト・カネの多様化が急速に進む時代に、柔軟に、そしてしなやかに対応できる、新しい不動産の仕組みづくりに私たちはチャレンジします!

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